愉快な道理は無いのが自動車保険

使いたくないが、なければ困る。それが自動車保険だと認識しています。
例えば、レストランの食べ放題にお金を払ったとして、元を取るにはたくさん食べれば良いでしょう。
例えば、自動車保険にお金を払ったとして、元を取るには事故に遭う。 もちろんこれは間違った原理です。しかし何の為にお金を掛けるかを考えた時、その答えは"事故に遭った時の為"となります。極端に言い換えれば、きたる不幸の為に大事なお金を掛ける。となる訳です。
つまり"なければ困る"で契約を交わし、その保険の威力を発揮した時は、契約者に不幸が訪れているのです。
"食べ放題"なら元は取れなくとも、お腹いっぱいになれば満足できるでしょう。しかし"自動車保険"は使ったところで多少の安心感は得られたとしても、幸せにはならないのです。
もし、自動車保険に"楽しみ"があるとするならば保険会社を選んできる時、その中でも他社との金額や条件を比べているほんのわずかな時間くらいのものです。まさにテレビCMで宣伝している15秒足らずと同じくらいの時間が唯一の楽しい時です。
それが過ぎれば多かれ少なかれ支払いに悩み、万が一にも事故が起きれば楽しいどころではありません。そうは云ってもその"万が一"が起きた時、当事者が出来る事より、保険会社が出来る事の方が多いでしょう。つまり当事者はある程度"ラク"が出来ます。しかし決して"楽"にはならないのです。
先ほど述べたように、顧客は多少の安心感の為に契約しお金を支払います。しかし保険会社はその"多少の安心感"程度のサービスを提供したところで、何にも成りません。人を思いやる心こそ、もっとも必要とされるサービスなのです。

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